あれから5年米軍低空飛行許すな!土蔵倒壊事件

★5年前の3月2日午後3時過ぎでしたか、津山市田邑地域の上空を米軍機が二機低空飛行、その直後に井口さんちの土蔵が倒壊するという事件が起きました。

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そして土蔵が倒壊しました

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あれから5年が経過、2016年3月2日に新「さくら会館」の3階多目的ホールで「米勲記低空飛行ゆるすな!土蔵倒壊の早期解決を求める市民集会」を開催し、関係者約20人が参加し、改めて「低空飛行許すな!」という気持ちと、「土蔵倒壊の責任を求めること」を決意しました。

2、米軍機による土蔵倒壊事件についての略歴・経過をお知らせ

◎2011年3月2日津山市上田邑 井口貞信さん宅の土蔵が倒壊する。この事態たいして、日本共産党津山市議団をはじめとして、津山市及び岡山県、そして、日本共産党国会、議員団・平和委員会など「米軍の低空飛行をやめることと、土蔵倒壊の責任追及」行動をおこす。

◎2012年1月31日、防衛局が、土蔵倒壊の被害については、「事故は米軍機の訓練中の出来ごとであり、損害賠償をしたいので日米地位協定第18条5項の規定に基づいて損害賠償請求をして下さい」との連絡がある。

→この「要望」に基づいて、損害賠償請求を行う。

★一回目請求 土蔵の建て替えなど52,627,000円この中に、民間建設業者に「正式に依頼した、壊れた土蔵の整理処分費509,250円 新しい土蔵の見積もり費用 521,535円を含む。

★追加請求として 種雄牛・「第5子流産」(三ヶ月)による被害 など688,150円 を行う

この間に、何回か野防衛省との話し合いを志位日本共産党委員長の紹介、仁比そうへい参議院議員、赤嶺衆議院議員などで国会でも取り上げてもらう。

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◎2013年4月15日 防衛省は、2011年3月2日に「米軍岩国基地所属のF/A-18ホーネット2機」の低空飛行の訓練中に起こった、津山市上田邑の「土蔵倒壊事故」に対して、「米国が因果関係無しとして請求を却下したので、損害賠償は出来ない、見舞金の支給を検討したいので、事前に同意してほしい」との旨申し出て来た。

★見舞金として提示した額は 1,800,000万円 

◎この申し入れに対して、「事故は米軍機の訓練中の出来ごとであり、損害賠償をしたいので日米地位協定第18条5項の規定に基づいて損害賠償請求をして下さい」との依頼をしてきた事を根底から覆す「暴挙」であり許すことのできない事態であると厳重に抗議をくりかえす。

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  • この基本的要望を、宮地市長、党国会議員団と併せて、申し入れを繰り返してきた。
  • 併せて、「見舞金」と称しても、あまりにもひどい金額であり、見舞金としての額の引き上げの検討も申し入れた。宮地市長も、数回にわたって「広島の防衛局」へ出かけて話し合ってきた。党国会議員団とも話し合ってきた。1つの「打開策」としての提案もしてみた。2015年3月になって、防衛省から「額の上乗せを検討してみたい」とのの話しが出されて、上記にある「種雄牛被害」などの正式な見積書及び証明書の提出を依頼された
  • 「種雄牛被害」の証明作り「母屋の雨漏り対策」などの工事実績作りなどに努力するが、これについては、実施できていない。 こちらが、「報告の義務」を持ったままである。
  • アメリカ軍は責任をとる、お詫びをする、そして、土蔵をもとにもとしてほしい、との原点として、再度の申し入れを行うこと、そして、「見舞金とかでなくて、元もとの土蔵を返してほしい、こちらがたのんで土蔵を壊してもらったものではない」とのことで、「元の土蔵をかえしてほしい」との要求をする。
  • 「損害賠償」に関する要求内容から、「防衛省」が勝手に定めた「寄与度減責」(被害者とか加害者の側の「責任度合」を見ながら、責任の度合いに応じて、保障費などを減額していく方法→交通事故などの責任区分により保障費が違うことなどが例)これを50パーセント見ているのをやめる。この中で、特に、「寄与度減責」についての不当性について申し入れをする。以上が新たな課題として整理が必要となった。※牛の流産と母屋の「雨もり対策」の見積もりのことで、防衛省津山事務所に「当初の証明書」を持ってく。
  • こん後、すくなくとも「見舞金としてでなく、実損という立場で、正式な見積書、崩壊した土蔵の整理」については、民間業者に「実費」を出すように申し入れる。509,250円 新しい土蔵の見積もり費用 521,535円 については、防衛省の「要請」により生じた経費であり、責任を持って支払うように要望は続けている。 ※民間建設業者に「正式に依頼した、壊れた土蔵の整理処分費用、さらに、防衛省は、見舞金減額として「80パーセント」としており、結果としては、20パーセントの試算になっていることを改める要望などを近く行うこととした。。

 

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