日本原基地での米軍海兵隊の独自訓練許すな!

14日つけの山陽新聞「作州ワイド版」に乗りま下記事を紹介しておきます。山陽新聞から拝借しました。

山陽新聞170214新聞記事トリミング後

 

宮地市長への申し入れ書を紹介しておきます。

2017年2月Ⅰ3日   津山市長  宮地 昭範 様

津山市昭和町1―7津山市平和委員会会長  末永 弘之

米軍の「日本原基地利用」問題についての申し入れ

2月3日に、中国四国防衛局が、貴職らに対して、「米軍岩国基地に駐留する海兵隊が、陸上自衛隊日本原演習場において単独訓練を行いたい」との旨を打診していることが明らかになりました。

日本原自衛隊基地をつかっての「米軍の単独訓練養成」は、初めてのことであり、その理由として、「東富士演習場が岩国基地から遠いため」といわれています。自衛隊の基地を、単独で米軍が使用する、という法的な規定及び日本原演習場の規定」などとの関係の仔細が「不明」とはいえ、住民に限りない「不安」を与えるものです。

ことの他、2011年3月2日に引き起こされた、津山市田邑地域の「土蔵倒壊事件」は、その責任の所在する明確にならないままに、いたずらに時間が経過し、解決の見通しも立っていません。何よりも、この時の「低空飛行をした米軍機」は、岩国基地を飛び立ったものであることは、防衛省も認めていることであり、その被害者を持つ津山市民としては忘れてはならない特筆すべき出来事であり、到底認められることではありません。

また、岩国基地には今年16機のF35戦闘機が配備されるとともに、空母艦載機も約60機移駐され、所属機は約130機体制となります。これにより岩国基地は、東アジア最大の航空基地となります。また、沖縄に配備されているオスプレイは、岩国基地にも飛来し訓練を繰り返しています。

そもそも「米軍海兵隊」は、世界への「殴り込み」が主要な任務であり、日本防衛の任務など有していません。そのような部隊に基地を提供すること事態、津山市民の「命の安全・暮らしを守る」上からも大問題であり、たとえ短期間であったとしても簡単に納得できる問題ではありません。

以下の具体的な「申し入れ」を行います、誠意ある回答をお願いします。

具体的な要望課題

 1、今回の「防衛省からの申し入れ」について、市長の基本的な考えを明らか

にしてください。全体としては、「ノー」という立場を明らかにすること。市民への「負担」(精神的に)が増やされる。

最低でも、「津山市民の民家が崩壊された責任を感じてもらい、日本原基地が、アメリカの基地化・米海兵隊の基地として使用することは、「いかがなものか・津山にはなじまない」(認められない、という趣旨)は、明らかにすること。

2、今回の中国四国防衛局の「申し入れの具体的な内容」(口頭の部分も)をすべて明らかにすること。

特に、

◎オスプレイの「配備・訓練」については、何か説明がありましたか。

◎毎年の訓練という「方向」は、アメリカ軍の基地になる、という前提ともいえると思いますが、いかがでしょうか。

◎来るとして、どんな部隊で、何人程度来るのかわかれば明らかにしてください。そして、いつ頃になるのか、どんな方法で来るのか、陸上とすれば、何に乗るのか。空からとして、何に乗るのかなどなど・・。時間的な様子などもわかれば教えてください。

3、日本原基地、あえて、日本の自衛隊の基地を、アメリカ軍が使用する場合の「法的な根拠」及「取り決め」があれば、明らかにすること。また、どのような方法で、使用が可能になるのか示してください。

4、今回の申し入れある「14日間」について、その前後に1週間程度の「準備とか後始末の期間」などもある、と、言われますが、どうでしょうか。

5、この「米軍単独訓練」とは別に、従来からいわれる「日米共同訓練」についての在り方がわかれば明らかにしてください。   以上

 

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