★昨日の臨時市議会、市長に報告を求めて、太陽光発電問題、風力発電問題、地域商社「曲辰」問題での論期をすべきという提案が、反対多数、賛成が9人で反対が18人で「否決」されてしまいました。ここでは、普通なんでも「賛成する議員たち」が、今度は「反対」となったわけです、自分たちに都合が悪いということよりは、市当局の立場を守ろうとする、市長を守ろうとする「力の作用」が原因と思えますが・・・・おかしなことです。
★おかしい事は、今までもですが゛、提案された案件に賛成の意を表す「賛成討論者」はいたようですが、「反対の意見はゼロ」だったようです・・・が・・・とても、おかしいのは、「結果としては反対が多い」という事です。そもそも、賛成の意見だけなんですから、其れで、ジエンドのはずです、反対意見がありませんから、提案に対して賛成の意見だけですから、可決と決めます。これが普通の議会運営ですよ・・・誰が考えても、反対の意見が無かったら、皆賛成とみなすのが普通の社会なんですから・・
反対も賛成も意見を言わなくては、それが、真の政治の活性化、議会の活性化、議会らしい議会ではありませんか、、、活性化の名によって「定数を減にする」ことが活性化ではありませんと思うのですが。
★それが、そうには「ならない」のが、議会が議会らしいところかな、、、みなさん変なかんじがしませんか・・・
もう、30年も前のこと、もっと前かになるのかな、私が議長の時「○○に対して賛成の意見がありませんようですから、反対の意見だけですから、これで論議を打ち切り、全員反対という事で決定します」とやった時に、そのときになって「何を言うているのか、自分ら多数者は賛成なんだ」と叫ぶ議員が現れまして、大いに論議して、その時から、賛成も反対も意見を述べる、特に、反対者がある場合は、賛成者も討論する、と言う風潮を作りだしたんですが、いつの間にか、元の木阿弥になり、賛成意見はゼロなのに、反対意見だけなのに、賛成になる、という、妙な現象になってしまっているんですね、、、。
★妙な政治の世界なんだね・・・という感想の朝です。総選挙の準備忙しい日になりそうな土曜日の朝の雑感です。