★2023年も、残り、1週間になりました、今年は、春の市議選挙が大きな動き、課題でした。何とか滑り込みましたが、日本共産党が一人になってしまいました、そして、三回の本会議を終えました、アット驚く津山市政と市議会の変わり様です。昔は‥‥なんていうのは、年寄りの「ひがみ根性」なんですが、それにしましても、心底驚きと、何だろうの嘆き・愚痴」ですね。
実に、おかしな話ではあるんですが・・・
★昨日も簡単な紹介記事を書きましたが、若い議員が3人(白石・植山・丸尾)そして、中堅の政岡大介さんの4人が産業委員会で予算を否決しました。そして、市に医師・丸尾・政岡大介さんが予算の「修正案の動議」を提出しました。なぜか、上山さんの名前はありませんでした。
★産業委員長報告は「否決」ですから、そのまま委員長報告の通り決する」となりますと他の予算との関係で混乱しますから、反対した予算項目だけ外すという「予算修正案の動議」となったわけです。従いまして、議員全体では、当局提案の反対か賛成か」とは別に、「予算組み替え」に賛成か反対かをまず、先に決めて、その決定に準じて、元々の予算の扱いを決めるという手順になります。
およそ、議員としては、考えられない討論と事態でした
★白石議員が「組み替えの提案」をしまして、討論に立ったのは、岡田・近藤・高橋・三浦・河村・丸尾・末永の7人でした。岡田・近藤は、この「予算修正とは直接関係しない討論」でしたが、後は、予算組み替えに関する討論でした。反対した議員と討論した議員の関係は
①丸尾・政岡大介⇒討論・河村・丸尾の各議員で修正案に賛成 ②白石⇒三浦の各議員ですが、三浦議員は、白石提案に反対 ③上山⇒高橋の各議員ですが、高橋議員は、白石提案に反対。(上山議員は、委員会と本会議では反対・賛成と変化でした)
★議事録ではありません、わたしのメモですかに正確ではありませんが、高橋議員は「広場を使ってイベントを機開催する、きれいにして、集客力をたかめる」という趣旨で、元々の当局提案に賛成という内容、三浦議員は、「一つの課題で予算に反対した全体の予算に反対することになる、そのことを肝にめし石手責任が持てるのか、・・・」という意味で、これも、元々の当局提案に賛成の討論でした。
末永弘之の賛成・反対討論は…
★新人議員さんをはじめとした、反対された議員さんの「英断」に、拍手です。まさに、応援歌として、の討論と思ってください。こうした事態は、若い新人議員さんが、この予算を見て、最初に「ひらめいた事柄」、いわば、初心というべき事柄です。
こんな場合、当局は当然として、なんでも賛成の議員さんから、様々な「圧力」が、反対した議員に掛けられる、想像を絶する、甘い汁と苦い薬と混ぜ合わせて、とことん、「反対してはいけない、そんなことを議員はすべきではない、委員会で反対していても、本会議では、賛成しても良いのだ」等など、ともかく、言葉には、ならない圧壁(あつへき)だと言われてきました。
寄って、たかってという言葉がありますが、「初心を、変質させる」ことは、絶対にしてはならない人間としての原点です。そうすることにより、議会・議員の気骨(きこつ)サガ無くなり、情けない議会・議員だと称されるようになって行きます。
同じ会派の議員が「反対者」と違う立場をとる
当局の提案に「反対」あるいは「批判的」立場をとる議員さん、特に、新人・若い議員さん、に対して、おなじ会派の人たちまでが、「反対してはいけない・当局の提案は議会は認めなくては、それが議員だ」などと、奇妙な「指導というか、教育というか」行い、初心を忘れさせてしまう。
討論にありましたが、イベントは、今のままでも、開催していますし、出来ます、一つの課題で反対しても、全体の予算を反対ということにはならないようにすることは、当然可能です。それが、今提案の「予算の組み替えであり、修正動議」であるわけです。そうする、出来ることを示して、応援するのが会派の人たちの道だと強く思います。
こうした議会の有り様は、先輩面して、新人議員の「初心」を曲げさして、結局は、市民から、「議会は、議員は何をにしているのか」と批判されるようになり、政治離れ現象になっていきます。
私は、なぜ、それぞれ関係する議員さんが所属する会派の議員さん、が、勇気をもって「反対した」という事柄を、大切に守ってやらないのか、応援してやらないのか、と、常々思ってきましたし、そういう政治を心掛けるべきだ、議会のチェック機能とは、そういうものだと、主張してきました。
若い、新人議員さんが「感じ取った政治感覚と初心の感性を貫ける政治活動を、皆で、守っていく、それが、議員の成長であり、議会・議員が市民の信頼を強める道だと、今でも、信じています。
今回、反対された、新人・若い議員さんに、「この道を曲げずに初心を貫いて、まっすぐ進んでほしい」の応援歌です。
初心を曲げられた議員は、腹立って、会派を離脱する、そして、また、他の人と引っ付き、離合集散の繰り返しでした。
このような現象を、かって、津山朝日新聞の記者さんが「津山市議会は、会派構成とか、是是非論に立つべき議会が、なんでも賛成してしまう」という姿を見て、「衆楽座さる芝居」という名言を残されたことがあります。
まして、この予算は、義務的費用であったり、負担金であったり、絶対に「しなくてはいけない」という事業ではありません。
ぜったいに「してはいけない」というものではないと思いますが、今、財政難、異常なフッ化高で市民の暮らしと営業はたいへん」という時期に、やるべきことは、ほかにあるのではないかと思います。
また、現状の駐車場のままで、二年でも、三年でも、格別の「混乱が起こったり、津山市の名誉が傷つく施策」では絶対にありません、その点も、考えれば、ここでは、反対した若者と中堅議員に、拍手を送り、「芝生の整備予算は削除してしまう措置」を講じることに賛成をし、提案されています、議案39条の「城下街づくり整備事業費」の約七千万円の予算に反対です。
というのが討論の趣旨です、約14分の討論でしたから、もっと、沢山のことを述べたと思いますが、こんな感じだと思ってください。