9日で土曜日です

★昨日は、お昼過ぎから夕食懇談をふくめて土屋先生と「津山ブロックゴミ処理施設建設」に関する今までの経過を「住民の会」の立場から、約4年間の経過などの話を続けました。土屋先生からは、全国の「住民運動」の様子などを教えて頂きました。

その中で、平成18年9月15日~平成18年12月15日までを期限としての「ごみ処理センター建設予定地の募集について」の問題なども大いに報告されました。いまでも、「領家地域」は、この「募集要項に書かれていること」からみますと、完全に「書類不備」として、落選している地域であった、と思えてしかたありません。

★4年前の事→中々味のある「共産党地方議員団」の提案でした

平成18年9月に、桑山前市長が行った、「建設予定地を公募方式で決める」と称した「公募様式」ですが、この公募様式が発表されたのをうけて、日本共産党美作地域地方議員団(団長 末永弘之)が、平成18年10月10日つけで、「津山ブロック協議会 会長 桑山博之」宛てに「ゴミ処理センター建設問題を解決するための提案」を発表し、桑山市長に提出しています。その中で、桑山前市長が行った公募方式では、「関係する住民の中に新たな対立を作り出すことになる」と予想しています。そして、公募様式の「変更・追加」をするように促しています。

将来もめるであろう「具体的課題」として指摘をしているのは、

①、「地元町内会」について、理解する住民は、全員でないといけないのか、大多数なのかどうか、の賛成の実体、どの程度の賛成でよいのかを明記しないままに公募している。

②、周辺地域とは、どこまでを範囲とするのか、を明確にさせていない。

③、公募した後で、反対の住民がでた場合は、どのように対応するかを、その「あり方」が明確にしめされていない公募である。

の3点です。当時、桑山市政が提案した「募集方式」でやれば、行政の責任を限りなく低めて、住民に問題解決を「丸投げする」ことになる、とも指摘して、改善策を具体的に提起しています。なかなかどうして、公募の結論ではなくて、まだ、どこが「応募するか」が分かっていなかった時の「提案」です・・・まさに、今、現実に「領家の書類は間違っていた」と言う点と重なる課題だ、と思いますが・・・

写真は、当時の「適地選定委員会」の正副委員長等です、この「日本共産党の提案」は、適地選定委員会に相談さられていますが、「共産党か・・・」と軽く流して、一応「協議した」というポーズ取っていますが、全く内容に目もとおしていない形で「投げ捨て」にされています。

このメンバーが、日本共産党美作地方議員団の提案を、一つでも、真摯に受け止め、真面目に耳をかたむけておれば・・・と思えてしかたありません・・・軽く「共産党ですから…」と一蹴してしまったところに、不幸の始まりがあるかもしれません、、、もっとも、桑山氏が「徹底的に共産党を排除、嫌う」という体質があった事が、最大の「患い」である、と言えますが…

◎住民運動と山口県上関原発の映画の精神

鎌仲ひとみ監督の映画「みつばちの羽音と地球の回転」と言う映画は、平均75歳の祝島(山口県)の住民が主人公で、30年間近く上関原発に反対をして、毎週月曜日は皆でデモストレーションを続け、「目の前の海をきれいなまま残したい!」との思いで住民運動に取り組んでおられる様子を映画にしたものです。一度、見てみたい映画です。

運動の心構えが良いそうです。

運動のリーダーが「何があっても、しぶとく、粘り強く・・・あきらめない」「建設を先に延ばしていくことで、社会のほうが変わることを待っている」・・・と語るシーンがあるそうです。その信念は、「故郷の海や命、暮らしをまもるのだ・・」という強い気持ちからだそうです。福島原発事故の前に作られた映画だそうですが、今、原発はいらない、という世論が「勝つかもしれない社会変化」です、すくなくとみ「新しい物をつくることは許さない」という社会へ、社会の方が変わってきたのは事実ですね…今朝も「蒸せる日」です、雑記が先になりまして、これから「しんぶん赤旗」の配達へ自転車を走らせます。。。

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